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店長挨拶

ご挨拶

京都では様々な伝統や歴史に触れたりすることが出来ます。観光や旅行などで訪れると誰もが「日本人で良かった」と思える日本文化の故郷(ふるさと)が京都の魅力です。 着物を着ると背筋がピンと伸び、言葉遣いや、立ち振る舞い、それに世の中の見え方や考え方にも変化が表れ、隠れていたあなたの魅力を引き出してくれます。 何故なら、着物は単に体にまとう衣服ではなく、日本文化そのものだからです。 ただ、残念ながら現代では、着物を着る機会は減少傾向にあります。 それでも私は世界に誇れる素晴らしい日本の文化である着物をたくさんの人に気軽に触れて頂き、そして日本人の心でもある着物を通して、多くの人の心が豊かになり日本のみならず「世界を元気にしたい」と考えています。 着物をハレの場で着るも良し、普段着やファッションとして楽しむも良し。まずは気軽に楽しく、着物ライフを始めてみませんか? 京友禅染の老舗染匠の五代目として着物選びを全力でサポート致します!



店長加藤のプロフィール

はじめまして!男着物伝道師こと店長の加藤大典です。
明治26年に創業した京都の着物染色工房が運営している男着物専門店で店長をしております。

いきなりですが着物に対してどんなイメージをお持ちでしょうか?
「お正月・初詣は必ず着物」
「レンタル着物で着たらハマってしまい家着でも着ています」
「着るの大好きなんだけれど、手入れなどが面倒」
着物に馴染のない方は
「着物を着るって敷居が高そうだし、難しそう....。」
「着物くらい一人で着られたら格好いいんだけれど着方が...」
「手入れや収納の仕方も分からない」
等々、いろんなご意見やイメージがあるかもしれませんね。

と偉そうなことを申しましたが、私もこの仕事をするまでは着物の知識はおろか、着たこともほとんどありませんでした。
ですが意外と簡単でお正月や冠婚葬祭以外にもたくさん着る機会もあり、自分自身を魅力的に魅せてくれるのが着物だということに気が付きました。
今では普段のファッションに着物という選択肢が増えたので楽しみながら着物のある生活をしています。

こちらのページでは私の生い立ちから家業でもある今の仕事に就くまで、これからの着物に対する想いや考えを知って頂きたいので恥ずかしながら書きました。長くて退屈かもしれませんがお読み頂けると嬉しいです。


京都生まれ、京都育ち

私は京都生まれ京都育ち、牡羊座のO型。
ちなみに名前の大典は「だいてん」や「ひろのり」と言われることもありますが「だいすけ」といいます。読み方は違いますが天皇陛下の即位の礼を御大典(ごたいてん)ともいい、縁起のいい名前を付けてもらったと思っています。

幼いころの加藤。浴衣を着て兄妹で祇園祭へ

小さい時の私は(も)不器用でどん臭く、泣き虫で気の弱い男の子(笑)。
そして祖父のことが大好きな「おじいちゃん子」でした
(初孫だったので可愛がってもらいました)。

両親は共働きで、私も祖父母の自宅兼会社にいることも多く、子供の頃から着物を見たり触れたりする機会は多い環境に育ちました。


京都市内をツーリングしています

現在の趣味は自転車でのツーリング。
友人達と集まって美味しいものを食べに行くのが目的のツーリングを楽しんでいます。高校時代の部活動ではサッカー部に所属していて、卒業後も友人達とフットサルなどしていました。今はサッカーやフットサルをすることは無くなりましたが、Jリーグの試合などを見に行ったりもしています。


海外の異文化に触れた学生時代

パリの整然とした町並みが好きです

アルバイトでお金を貯めては海外に…。
大学時代には学業そっちのけで旅行していました。
おかげで留年しそうになりましたが(汗・笑)。

日本の文化よりも海外の異文化に触れることに興味を持っていて、アジアの歓楽街やアメリカ滞在、時にはビーチリゾートやヨーロッパの都市を歩きました。今まで見たことのない海外の街並みや建築物、空気感、食事などがとても刺激的で「いずれは海外で働いてみたい」と思ったのを記憶しています。今となって思い返すと若い頃は(若気の至りと言うか…)


京都のことは大好きだけれども大都会への憧れであったり、
家業の着物の仕事を「嗚呼、古臭いな!」と思っていたんです...。

「京都を出たい」「出来れば世界に出たい」という思いがあったと思います。
少し大げさかもしれませんが、継ぐかもしれない家業や両親に反発していたのかもしれません。


旅行代理店での就職

そんな私も趣味が高じて旅行代理店へ就職することになりました。
海外旅行担当になりお客様のご希望を聞きながらプランを立て、飛行機やホテルの手配をするのが仕事です。

旅行会社時代

シーズン時期によっては終電近くまで働いていたので体力的にはハードでしたが達成感もあり、「海外勤務もできるのでは」と興奮し妄想したりしていたのを覚えています。

また休暇で訪れる国や街で異文化に触れ、日本では経験のできないような思い出もたくさんできました。海外での経験や体験などをお客様にお伝えしながら旅行の手配をしていたので楽しみながら仕事をすることができましたし、色々勉強させてもらいました。


そんな楽しい思い出もありますが、ほろ苦い思い出も。
ある旅先で外国人と話をする機会があり、彼らは実に雄弁に誇らしげに自国のことを語り、そして日本のことを知ろうとたくさん質問もしてくれました。ですが私は日本や京都の文化をあまり語ることができませんでした。

日本人でありながら、京都人でありながら、日本や京都のことを何も知らなかったんです。
なんだかモヤっとした気分になっただけでなく、
「恥ずかしい…」「情けない…」
そんな思いにもなりました。


身近なところに

それまでは訪れることも少なかった京都の市内観光をしたり、京都を知り、楽しむ機会も増えてきました。
段々と「日本らしさ」であったり「京都らしさ」に興味を持つようになっていきます。

時には祖父母達から京都の風習や伝統、そして着物の話などもたくさん聞きました。
祖父は仕事の第一線からは退いておりましたが、祖父→父、そして私に事業を継いで欲しいという想いを知る事もありました。
和服業界が段々と縮小されていくのを目の当たりにしていからは表立っては言わないでいましたが...。

私自身、家業の仕事を継ぐつもりもありませんでしたが、
家族との会話や祖父の想いを感じている内に

「一番身近なところに日本らしいものがあったんだ…」
「京都で働きたい!」
「着物の仕事がしてみたい!」

そういった思いが募り、旅行会社ではなく家業の着物の仕事をしようと決意しました。


家業の仕事とネットショップ

前職を退職後、家業の会社に入社しました。
もちろん着物についての知識はおろか、着たこともほとんどありませんでした。
小さい時から着物を見たり触れたりする機会はありましたが、着物は七五三で着たことがあった程度です。

最初は雑用中心で、父とともに得意先回りなどをしていましたが、知らないことだらけなので全てが新鮮で、一から着物について勉強をしました。(もちろん現在もまだまだ勉強中です)


ですが現実は甘くはありません。
家業の仕事に就いてはみたものの、現代においては着物を着る人も減り着る機会も減っています。

まさか着物がこの日本から無くなりはしないだろうと思っていましたが、
専門店や取扱店も減り、廃業する会社もチラホラ。
特にモノつくり(着物の染色)の現場では若い人は少なく、職人のほとんどが60代以上という状況です。

着物産業が縮小するだけでなく、着る人も減ってしまいます。
着物を楽しみたいと思っている人のお役に立てなくなるかもしれない。
このままでは日本の着物文化が無くなってしまう……。

だからといって、その流れに任せて自分自身も過ごすわけにはいきません!
父、会社、職人達との話し合いの中で現状を維持(着物の染色業)しながらも新しいことを始ようという話になり、

「ネットショップを立ち上げよう!」
今のネット販売事業の始まりでした。


お洒落着としての男着物

着物というと「女性が着るもの」といイメージがありますが、もっと男性にも気軽に着物を楽しんでもらいたい。
お洒落着として着物を着てほしい!
というのも女性と比べて男性の着物愛好者は少ないからなんです。

ビジネス交流会等では顔を覚えてもらいやすいです

その為には私自身も着物の良さであったり、楽しみ方をうまく伝えないと広められないと思い、 正月や業界の集まりだけでなく、カジュアルなパーティーやイベントなどにも着たり、友人の結婚式はもちろん街歩きや友人達との食事会など気軽に楽しむようになりました。

着物を着ていると
「素敵ですね」「格好いいねー」
なんて声をかけてもらったり「日本らしくていい」
「男の人の着物ってお洒落!」だと褒めて頂くこともあります。
女性の方から時には「文学男子に萌える♪」なんてことを言ってもらったりもありました(笑)


結婚式や披露宴では友人だけでなく親族の方や周りの人にも喜ばれますし、
「着物を着て来てくれて嬉しい」や「ありがとう!」って言ってもらったりします。
(本人たちより目立ったら駄目なんですけどね。笑)

着物を着ていることで周りの人に喜ばれることに気付きました。


着物を身近で気軽に着て欲しい

まわりの知人や友人達曰く、男の着物姿は格好いいし、憧れから着てみたいそうなのですが、
いざ「自分が着物を着る」ということは敷居の高いことのようです。

何十万円の世界、ともすると何百万円超えたり…というイメージの着物。
それはそれとして…

「手入れが難しそう...」
「どこに着ていったらいいのかわからない」
「一人で着られない」

多くの人とお話しすると、着物を着るに際しては様々な不安やハードルがあることに気付かされました。
私はそういったお話を聞き、ひとつずつ解決していきました。
例えば着物を着たことがないという人に気軽に始めてもらう為には洗える着物をお薦めしたり…。

ポリエステル素材だと気軽にお出掛けが出来ます。

当初、父からは
「染物屋の倅なんやから、もっとええもん扱え!」
と反対されたりも...。

ポリエステル素材の着物は安っぽいイメージがあるのですが、見た目には絹の着物とあまり変わらないし 汚れたら気軽に洗うことができて洋服と同じ様に取り扱いができるんです。


今では洗える着物として人気ですし、気軽に「和ライフ」を始めてもらうにはとてもいいんです♪
世の中には弊社の工房で染めている正絹着物や、作家や職人などの想いのこもった素晴らしい着物もあります。
そういった高価なものを触れてもらう為にも先ずは多くの方に着物デビューしてもらい、
徐々に着物の面白さや奥深さを感じて頂ければと思っています。


「日本らしさ」と「ファッション」

グローバル化といわれる昨今、海外に目を向けるのもとても大事ですが、
私は日本人として大切にしたいものの一つに着物があると思っています。

私は着物を着ることで、日本の文化や風習にも触れる機会も増え日本らしさを感じ、新しい出会いやお付き合いもできました。

着物でお出かけすると、自然と笑顔がこぼれます

私は帯を締めると身が引き締まり背筋が伸び、腹が据わり、着ていて気持ちが高揚してきます。
姿勢や所作が「しゃんと」して今まで隠れていた魅力や自信を引き出してくれるように感じます。

これからも日本らしさとしての着物をお薦めするだけでなく、お洒落で魅力的に見せてくれる着物でお客様をサポートしたい!


私の掲げている目標・夢は
「お洒落として着物を着る人を増やしたい!」
そして着物が「男のファッションの1つ」としてもっと身近で楽しんで頂きたいです。

これからは海外の人たちとの交流も増えるだろうし、その為に着物や浴衣で男性をオシャレで格好良く演出したいと思っています。お洒落着として着物を着る人が増えれば、東京オリンピックの時に訪日外国人から「日本ってクールだなぁ」なんて思われるかもと夢見ています(笑)。
お客様とは誠心誠意ご対応させて頂く事で趣味で楽しまれている方からビギナーさんまで沢山のご相談を頂く様にもなりました。本当に有難いことです。

皆様の着物ライフのお手伝いが出来ればこれほど嬉しいことはありません。

着物に対するお悩みやご相談など様々ですがスタッフ一同皆様にお役に立てるよう頑張っていきますので 今後ともお付き合いよろしくお願い致します。

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