京友禅の工房見学に

気ままな着物トーク Kobayakawa

先日、会社の京友禅の工房へ

京都造形芸術大学の歴史遺産学科

文化財保存修復コースの学生さんと

引率の先生がお越しくださいました。

 

普段私は工房での仕事はしていないのですが

今回は友人でもある講師の米原さんの

依頼ということもあったので

工房の担当者と同行しました。

 

京友禅の着物は分業により成り立っており、

当工房では着物の配色と柄染めのところを担っています。

 

京友禅着物

左側が色が配色された図案で、

右側が染め加工のテスト生地です。

 

 

絵具場といって染料を調合するところです。

京友禅着物染色工房 京友禅着物染色工房

板場というところで白生地の上に

図案型を置いて染めていきます。

ざっくりいうと、

こんな感じで着物の柄の部分だけを染めているんです。

(分業制なので当社の工房だけで着物が全て出来上がるということはありません)

 

 

 

残念ながら、

着物を着る人が減った、

インクジェットの機械染めが多くなった

職人が高齢化した

などのいろんな理由で、

京都でこの規模で着物を染めているところは年々減ってきています。

京友禅着物染色工房丸染工株式会社 京友禅着物染色工房

京友禅着物染色工房

ですが

私たちだけでなく業界全体で解決、

文化の伝承、新たな文化の創造を考えていかないと

いけないと気を引き締めていこうと思います

 

この日見学に来られたのは

芸術大学の文化財保存修復コースの学生で、

翌々日に成人式を控えた方が多かったので

「京友禅」という伝統工芸に触れて頂いてよかったと思います。

京友禅を知って頂く機会を頂いて有難うございます