袴の時の角帯について

FAQ Kobayakawa

「袴の時の帯ってなんでもいいのですか?」
そんなお問合せを頂きました。

袴の時には角帯を締めて、「一文字結び」という結び方をすることがほとんどです。結び目が袴をのせる台となって形よく着こなすためなのですが、結び目が緩みにくいほうがいいので素材には気をつけましょう。

角帯の素材には正絹(絹100%)、木綿、化繊などがあります。
化繊の角帯は正絹、木綿と比べて緩みやすいのでお薦めできません。


まずは素材が正絹か木綿を選びましょう

男袴の角帯

色柄に関しては、お好みで選んでよいと思います。袴の前紐は角帯の上端が少し見えるような位置で締めるいわれているので、色柄のコーディネートで着物や帯との組み合わせで選んでもよいでしょう(^-^)。

ただ、旧来は角帯を隠すようにして袴を履いていたそうです。というのも角帯が完全に隠れた方が着崩れしにくいので。

現代では角帯を少し見せるか、全く見せないかは好みで決めてよいと思いますので帯選びの時にご参考になさってください(^-^)

男袴の角帯