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絹の着物は定期的な虫干しを

着方・ハウツー 加藤
着物の虫干し

「虫干し」。

タンスなどにしまっていた着物を取り出して、風通しをすることで含んだ湿気を取り除くこと。

最近では和装に限ったことではありませんし高温多湿の日本においては欠かせない作業ですよね。着物に湿気を含んだままだとカビや黄変などの原因になるので、定期的なメンテナンスは必要です。

 

ポリエステルなどの化繊の着物は不要ですが、普段気軽に洗えない絹の着物などは乾燥した日に干すのが理想です!

 

虫干し時期

ごく一般的には下記の時期がよいと言われています。

・土用干し(梅雨の湿気を取り除く)   7月下旬~8月上旬

・虫干し(夏についた虫を追い払う)   9月下旬~10月中旬

・寒干し(湿気を抜く)          1月下旬~2月上旬

 

ただ賛否両論あって、土用干しをする8月はゲリラ豪雨があったり、湿気が高かったりするのであまり適していないという意見もあるようですが、カラッと晴れている時であれば問題は無いと思いますよ。乾燥した時期という事では秋や冬場のほうがいいとは思いますが、要は着物を空気に触れ通気させることが重要なので。

 

 

虫干し方法

着物をえもん掛け(着物ハンガー)にかけ※、日中を挟んで4-5時間、直接日光の当たらない風通しのよいところで着物や帯を陰干しをします。基本的には晴天の続いて湿気の少ない日の午前中から昼過ぎにかけてが理想です。※ヤケを防ぐため着物を裏返しにして干してもいいそうです。

 

とはいっても最近の住宅事情や天候等にも左右されるので、衣紋掛けやハンガーなどにかけて理想通りにはできない場合もあります。

そういった時はタンスから着物を取り出し畳紙を広げるだけでも効果はあるそうです。着物に空気を吸わせるのが重要なので、畳紙を広げて2時間程度、裏返して2時間程度置いておくだけでもよいでしょう。

 

こもった湿気を抜くのにタンスの引き出しをあけるだけでもしないよりかはマシだと思います。

 

ちなみに夏の土用干しの時期にはウールの着物の場合は要注意!この時期には羊毛を食べる虫が産卵場所を探す頃のようです。下手すると卵を産み付けられる危険性もあるようなので虫干しするなら絹や木綿です。

 

 

虫干しの目的は、

湿気を取り除き、虫を取り除き、着物を点検することです。

そして、正絹着物のメンテナンス・保管方法でいちばんいいことは通気させることです。定期的なメンテナンスで着物を大切にしましょう!

 

 

それでもカビっぽいような匂いがとれない場合は洗い張りなどが必要になってくるので

お気軽にお問合せ下さいませ<(_ _)>(075-200-7684 平日の10:00~17:00)

 

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