男着物の加藤商店スタッフの小和田です。
今回は、着物と羽織の裏地について話していきたいと思います。
和装では裏地がないものを単衣(ひとえ)
裏地があるものを袷(あわせ)と呼ばれております。
裏地があると、
・表地の補強
・すべりを良くして着脱しやすくする
・衣服のシルエットを綺麗に保つ効果
・表地の透け防止や保温
など機能的な側面もあります。
裏地を用いるかどうかは季節的な要素もあって一般的には
10月から5月は「袷」を
6月から9月は「単衣」といわれています。
ですが、暑がりの方など
着用が室内ばかりであれば年中「単衣」を着られるケースもあるので
そのあたりは臨機応変に着こなしていただければと思います。
さて、ここからはファッション的な要素について。
さり気なく見える裏地の色合いが、
お洒落な雰囲気を醸し出してくれます(^^)
ですが、、、
どんな色を裏地にして仕立てした方がなかなかイメージがつかないですよね(>_<)
基本的には好きな色目でいいのですが、
着物に慣れないうちや最初の1枚、
シンプルに着こなしたい場合など、
悩んだときは着物と共色(同色系)がよいと思います。
そこで、裏地のイメージを数点紹介いたします\(^o^)/
同系色にすると統一感が非常に出てきます(^^)
次は着物に慣れてきたときなど、
表地と裏地を色と色を際立たせる”補色”で合わせた方です。
こちらも非常にお洒落でオススメです\(^o^)/
黒い表地に裏地の赤がアクセントになっています(^^)
また、薄い色合いの表地に裏地を濃いめの色を合わせても非常にお洒落です。
是非、参考に下さいませ(*^^*)
裏地選びにお悩みになられた時などは
お気軽にお問合せ頂ければ専任スタッフが対応させて頂きます<(_ _)>
裏地見本はこちらです♪