半襦袢とは

着物用語集 河村 
  

半襦袢は襦袢の一種です。長襦袢を簡略したもので、上半身だけの丈の短いものを半襦袢と呼びます。着用時に見える部分(衿と袖)は襦袢地を使用し、身頃は綿や晒しのものが一般的です。下半身はステテコや裾よけを着用します。日常使いや、袴と合わせる時には重宝します...

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裄丈とは

着物用語集 河村 
  

裄の測り方 着物の裄は、腕をななめ45度ほど降ろした状態で、首後の背骨(触ると出っ張っている部分)から肩を経由して手首のくるぶしまでの長さです。   洋服の場合、袖口でくるぶしは隠れますが、和装はくるぶしが見えるくらいが理想で...

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長羽織とは

着物用語集 河村 
  

ひざ下よりも丈の長い羽織を「長羽織」といいます。一般的な羽織はひざ上までの丈が多いですが、これを「中羽織」といいます。羽織の丈に決まりはなく、その時の流行によって左右されます。近年は長めの丈が好まれる傾向にありますが、立ち座りの動作で引っかからないひ...

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居敷当てとは

着物用語集 河村 
  

単衣の着物に付ける、補強の裏地です。立ち座りの動作でお尻部分の布地に負荷がかかるため、部分的に裏地を付けることで生地が裂けるのを防ぎます。または、下着の透け防止や汗シミなどの汚れを防ぐ側面もあります。後身頃の内揚げから裾にかけて付けるのが一般的です。...

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長着とは

着物用語集 河村 
  

足首まである丈の長い和服のことを「長着(ながぎ)」といいます。上半身だけのものを「半着(はんぎ)」といい、武道や芸事などで袴をつけることを前提とした場合には半着で仕立てられることもあります。 ...

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袷(あわせ)と単衣(ひとえ)

着物用語集 河村 
  

裏地があるものを袷(あわせ)、裏地がないものを単衣(ひとえ)といいます。一般的に10月から5月は「袷」を、6月から9月は「単衣」を着用しますが、あまりカレンダーにはとらわれず、その時々の気温によって臨機応変に着こなしていただければと思います。 ...

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