京都の大学生が京都生活から始める男着物ライフ

来店や催事でのご相談 加藤
着物と袴スタイル

 

こんにちは。男着物の加藤商店です。
今回は、京都の大学に通う大学4回生の男性のお客様がご来店くださった時のお話です。

京都に来たから始まる「日本文化との出会い」

地方から京都に進学された学生さんの中には、
「何か京都らしいことを始めてみたい」
「大学生活のうちに、和の文化に触れてみたい」
という理由で、茶道や華道などの和文化稽古やサークルにはいる方が多いようです。

 

今回のお客様は関東出身の方で地元でのUターン就職活動を終えて、京都の自宅に戻ってくるタイミングでの来店でした。

 

 

大学生活も終盤を迎える中で、京都にいる間に何か日本らしいことを初めてみようと思っていらっしゃったようで、そんな思いから、「せっかくなら着物のある暮らしを始めてみよう」と興味を持たれたそうです。

 

 

着物や羽織などはおじいさんが着られていたものを着用するので、お出かけに必要なアイテムを揃えたいとのこと。学生さんということもあり、扱いやすく、価格も抑えめな入門向け商品をご提案してほしいとのことでした。

ご購入いただいたのは、半襦袢・足袋・雪駄・角帯といった着物を着るための基本的な小物。そして将来的には紋付き袴スタイルも着てみたいということで、既製品の袴も購入頂きました。

男着物には使い込んだ革のカバンがよく似合います

 

お持ちのものや譲り受けたもので着物ライフをスタート

着物ライフをスタートするにあたって「今、あるもの」からでOKだと思います。
「一式揃えなきゃいけない」と思いがちですが、
気軽に着物を着るのであればお手持ちのものや譲り受けたものを活かして、足りないものを買うという始め方でもまったく問題ありません。

当店では、お客様がお持ちの着物や帯に合わせた小物のご提案や、
お仕立てや着付けについてのご相談も随時承っています。遠慮なくお問合せくださいませ。

 

ちなみに今回のお客様はyoutube動画などで着付けを勉強されていたので、当店の畳スペースをご利用いただき、その場で袴を着てお帰りになられました。

 

革のカバンと男着物

また印象的だったのが、お持ちだった革のトランクバッグ。
これはお父様から譲り受けたもので、使い込まれながらも丁寧に手入れされた革の質感が、和装と見事にマッチしていてとてもおしゃれでした。

“着物に革のカバン”という組み合わせは、実は若い世代にこそおすすめしたい着こなしのひとつ。
伝統と現代を自然にミックスした装いは、肩ひじ張らずに着物を楽しめるスタイルです。

 

「着物に興味はあるけれど、どこから始めていいかわからない」
「京都にいる今だからこそ、着物を着てみたい」

男着物の加藤商店はそんなあなたの着物デビューを応援します!