浴衣でお出かけ時の着崩れ応急処置|男着物の加藤商店

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外出中の「あっ!しまった!!」を解決!!お出かけ時の着崩れ応急処置

夏にはたくさんのお祭りや花火大会などお出かけが楽しみになるイベントが盛りだくさん!
家族やカップルでのお出かけも浴衣を着ればすごく盛り上がっちゃいますよね♪

でもゆかたに慣れないうち、お出かけの際に気になるのが「帯が緩んで来たらどうしよう」「帯結びが取れてしまったらどうしよう!」などの着崩れに関することがあるかと思います。

ここでは着崩れてしまっても着崩れを直すことのできる、応急処置方法をお教えします!

ゆかたが着崩れてくるのは致し方ありませんので、受け入れてください

ゆかたに慣れないうちは、着ること自体が難しく感じることもあるかもしれませんが、コツをつかめば大丈夫!
知っているのと知らないのとではお出かけの不安も違ってきます

ゆかたの着方をマスターするだけでなく、着崩れの対処方法もチェックしておきましょう♪

※動画での解説がわかりやすいと思います

▼お悩み

  1. その1:帯があがってきたらどうしよう?
  2. その2:帯が緩んできたらどうしよう?
  3. その3:衿元がはだけてしまったらどうしよう?
  4. その4:下駄づれ

▼解決方法

その1:帯があがってきたらどうしよう?

帯を下に押し下げる

帯があがってきてウエストの位置にきちゃうと子供のゆかたみたいで見た目に格好悪い、そんな時は帯に指を入れて「ぐっ」と無理やり押し下げてください。

ズボンでいう腰ばきのようにして下さい、根本的な解決にはなりませんが、パッと直すときには腰骨で締めるのを意識してください

※画像クリックで拡大

腰ではなく腰骨で締める

細身の方でよくあるのが、帯が段々上に上がってきて、ウエストの位置までくること。 小さい子供さんのようにみえるので注意してくださいね

※着付けの時に寸胴になるよう、補正タオルなどを使われれば帯もズレにくいです

その2:帯が緩んできたらどうしよう?

こればかりは応急処置の方法はありませんので、トイレなどに駆け込んだり、 一緒にいる人に手伝ってもらい締め直ししましょう!

※動画できっちり予習しておきましょう!!

その3:衿元がはだけてしまったらどうしよう?

身体全体を巻き込むようにする

まずは、上前をめくって左腰あたりにある衿先を脇腹に巻き込むようにする。
その時、やや上を向くような感じで次に右手を使って右の腰骨あたりにある衿先を内側に下げる

安全ピンや専用の衿止めを使って着るときに留めておくのも方法でしょう

※画像クリックで拡大

その4:下駄づれ

下駄を履きなれないうちは、鼻緒もきつく素足の皮膚が擦れて下駄づれを起こすこともあります。絆創膏を持ち歩くなどしておくのも重宝することもあります。

ここでワンポイントレッスン!

つま先を引っ掛けるようにしてかかとが出るようにして履く

下駄を履くときは、鼻緒に突っ込み過ぎないようにしてください。鼻緒をひっかけるような感じで。下駄などの和の履物は靴と違いかかと部分は固定されていません。足の指先を入れすぎると歩きにくいのです。

着慣れないうちは不安もあるかもしれませんが、こちらを参考に是非ゆかたライフを楽しんでくださいね♪